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耐用年数DB|別表第一 建物

鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造の建物(旅館用・ホテル用(木造内装部分が延べ面積の3割を超えるもの))の耐用年数は31年

e-Govで省令を確認した日 2026年10月29日|直近の改正の施行日 2026年5月22日(令和八年財務省令第二十九号)

耐用年数省令 別表第一の建物のうち、構造又は用途が「鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造のもの」で、旅館用又はホテル用の細目にある行です。法定耐用年数は31年です。判定の点は、延べ面積のうちに占める木造内装部分の面積が三割を超えるかどうかです。この区分の資産は定額法のみで償却し、200%定率法は使えません。定額法の償却率は0.033です。

この行の要点

省令の位置耐用年数省令 別表第一「建物」/構造又は用途「鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造のもの」/旅館用又はホテル用のもの/細目「延べ面積のうちに占める木造内装部分の面積が三割を超えるもの」
法定耐用年数31年
勘定科目建物

償却率(31年)

取得の時期方法償却率
平成19年4月1日以後定額法0.033
平成19年3月31日以前旧定額法0.033

この区分は定額法のみです。建物・建物附属設備・構築物は、平成10年4月1日以後に取得した建物と、平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備・構築物から定率法を選べず、定額法で償却します(タックスアンサー No.2100)。

償却率は、耐用年数省令 別表第八・第九から31年の行を引いた値です。

年別の償却額の表(取得価額100万円)

取得価額100万円の資産を期首に取得し、12か月使った場合の例です。この区分は定額法のみで、取得価額×償却率を毎年同じ額で償却し、最終年に備忘価額1円を残します。

年定額法の償却額定額法の期末残高備考
1年目33,000円967,000円
2年目33,000円934,000円
3年目33,000円901,000円
4年目33,000円868,000円
5年目33,000円835,000円
6年目33,000円802,000円
7年目33,000円769,000円
8年目33,000円736,000円
9年目33,000円703,000円
10年目33,000円670,000円
11年目33,000円637,000円
12年目33,000円604,000円
13年目33,000円571,000円
14年目33,000円538,000円
15年目33,000円505,000円
16年目33,000円472,000円
17年目33,000円439,000円
18年目33,000円406,000円
19年目33,000円373,000円
20年目33,000円340,000円
21年目33,000円307,000円
22年目33,000円274,000円
23年目33,000円241,000円
24年目33,000円208,000円
25年目33,000円175,000円
26年目33,000円142,000円
27年目33,000円109,000円
28年目33,000円76,000円
29年目33,000円43,000円
30年目33,000円10,000円
31年目9,999円1円備忘価額1円を残す

方法の説明はタックスアンサー No.2106にあります。1円未満は切り捨てて計算しています。

勘定科目と仕訳の例

場面借方貸方注記
取得したとき(取得価額100万円・現金で支払った例)建物 1,000,000円現金預金 1,000,000円取得価額には購入代金のほか、付随費用も含めて建物に計上します。
決算(取得した事業年度・期首に取得・定額法の例)減価償却費 33,000円建物 33,000円定額法で、取得価額100万円の1年目の償却額33000円を直接法で表した例です。
除却したとき(3年目の末に処分した例・定額法の未償却残高)固定資産除却損 901,000円建物 901,000円3年目の末の未償却残高901000円を除却損にした例です。

減価償却費を貸方の資産から直接引く「直接法」で表した例です。減価償却累計額を使う「間接法」の場合は、貸方が減価償却累計額になります。

判定の点

中古で取得したときの耐用年数(簡便法)

中古資産の耐用年数は、事業の用に供した時以後の使用可能期間を見積もった年数によります。見積もりが難しい場合は簡便法を使えます。法定耐用年数の全部を経過した資産は、その法定耐用年数の20パーセントに相当する年数です。一部を経過した資産は、法定耐用年数から経過年数を引いた年数に、経過年数の20パーセントに相当する年数を足した年数です。1年未満の端数は切り捨て、2年に満たないときは2年とします。

この行(法定耐用年数31年)で、新品として使われた期間が15年の中古資産を取得した場合の見積耐用年数は19年です。タックスアンサー No.5404 中古資産の耐用年数

取得価額が小さいときの扱い

取得価額扱い根拠
10万円未満事業の用に供した事業年度に、取得価額の全額を損金経理すれば損金に算入できます(法人税の取扱い)。通常1単位として取引される単位ごとに判定します。国税庁
20万円未満各事業年度ごとに、その全部または一部をまとめた取得価額の合計額を3年間で償却する一括償却資産の損金算入を選べます(法人税の取扱い)。国税庁
30万円未満(令和8年3月31日までに取得)中小企業者等の少額減価償却資産の特例の基準でした。令和8年4月1日以後に取得した資産は40万円未満に引き上げられています。国税庁
40万円未満(令和8年4月1日以後に取得)中小企業者等で青色申告をする法人が対象です。事業年度の取得価額の合計が300万円に達するまでが限度で、損金経理と別表16(7)の添付が要ります。国税庁

この行に当たる資産名

同じ区分の他の行

出典

掲載内容は耐用年数省令・国税庁の通達とタックスアンサーにもとづく一般的な整理です。個別の資産がどの区分に当たるかは、構造・用途・使い方の事実で決まります。申告の前に、最新の法令と国税庁の資料を確認し、判断に迷うときは税理士または所轄の税務署にご相談ください。
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