源泉徴収税額表 検索ツール【令和8年分・令和9年分】月額表(甲・乙)と賞与の算出率を自動で引く

源泉徴収税額表の検索ツール(令和8年分・令和9年分)
社会保険料を引いた後の給与の月額と、扶養親族等の数を入れると、月額表の源泉所得税額が出ます。賞与は、前月の給与から税額表の算出率を引きます。国税庁のExcelの数字をそのまま使っています。
令和8年分と令和9年分の使い分け
令和8年分の税額表は令和8年中に支払う給与に、令和9年分の税額表は令和9年中に支払う給与に使います。令和9年分は、令和8年度税制改正の基礎控除の引上げなどを反映して、税額が変わっています。国税庁は、令和8年分以前の給与に令和9年分の税額表を使わないよう案内しています。
令和8年11月までの給与は、改正前の税額表(令和8年分)で源泉徴収します。令和8年12月の年末調整で、改正後の基礎控除などを使って1年分の税額を計算し直し、徴収済みの税額と精算します。
月額表で税額を求める手順
- その月の給与等の金額から、給与から引く社会保険料等(健康保険、厚生年金、雇用保険、小規模企業共済等掛金など)を引きます。
- 扶養控除等(異動)申告書が出ている人は甲欄、出ていない人は乙欄を使います。
- 甲欄は、扶養親族等の数の列を選びます。数は、源泉控除対象配偶者と源泉控除対象親族の合計です。障害者、寡婦、ひとり親、勤労学生に当たる人は、1つ当たるごとに1人を加えます。
- ①の金額が入る行(以上・未満)を探し、その行と②③で選んだ列が交わる金額が、源泉所得税です。
扶養親族等の数が7人を超える場合は、7人の税額から、超える1人につき1,610円を引きます。給与が740,000円以上の行は、表の下の式(基準の行の税額に、超える金額 × 率を加算し、1円未満は切り捨て)で求めます。乙欄は、105,000円(令和9年分は111,000円)未満なら、給与の額に3.063%を掛けます。
扶養親族等の数がわからないときは、配偶者控除・扶養の判定ツールの最後に出る人数を使えます。
賞与の源泉徴収税額
- 前月の社会保険料等控除後の給与の金額と、扶養親族等の数から、「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」で率を求めます。
- 賞与の額から社会保険料等を引いた額に、その率を掛けます。1円未満は切り捨てます。
前月に給与がない場合や、賞与の額(社会保険料等を引いた後)が前月の給与(同)の10倍を超える場合は、この表を使いません。賞与の額を6か月分(または12か月分)に分け、月額表で計算する方法になります。国税庁の「給与所得の源泉徴収税額の求め方」に手順があります。
国税庁の設例で確かめる(令和8年分)
| 設例 | 内容 | 国税庁の答え |
|---|---|---|
| 月額表 甲欄 | 給与420,000円、社会保険料等63,400円(控除後356,600円)、扶養親族等2人 | 7,020円 |
| 月額表 乙欄 | 給与80,750円、社会保険料等なし | 2,473円(80,750円 × 3.063%) |
| 賞与(甲欄) | 賞与554,000円、社会保険料等85,593円(控除後468,407円)、前月の給与(控除後)196,616円、扶養親族等2人 | 率2.042%、税額9,564円 |
ツールに同じ数字を入れると、同じ答えが出ます。
給与計算ソフトに任せる場合
給与計算ソフトには、年末調整の計算を自動で行う機能があるものが多くあります。freee人事労務やマネーフォワード クラウド給与もその例です。従業員が数人の会社なら、このページのツールで数字を確かめる使い方でも足ります。人数が増えたら、ソフトに任せる方が確実です。
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