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源泉徴収税額表 検索ツール【令和8年分・令和9年分】月額表(甲・乙)と賞与の算出率を自動で引く

中本 雄二 / 更新:2026-10-28
社会保険料を引いた後の給与の月額と、扶養親族等の数を入れると、国税庁の源泉徴収税額表(月額表)の税額が出ます。賞与は、前月の給与から算出率を引いて税額を計算します。令和8年分と令和9年分の両方を、国税庁のExcelの数字そのままで載せています。
【源泉徴収税額表】甲乙の違いや賞与時の計算方法も紹介|令和8年分で解説
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源泉徴収税額表の検索ツール(令和8年分・令和9年分)

社会保険料を引いた後の給与の月額と、扶養親族等の数を入れると、月額表の源泉所得税額が出ます。賞与は、前月の給与から税額表の算出率を引きます。国税庁のExcelの数字をそのまま使っています。

※ 目安です。最終的な源泉徴収は、会社の給与ソフトや税理士でご確認ください。月額表は「その月の社会保険料等控除後の給与等の金額」、賞与は「前月の社会保険料等控除後の給与等の金額」で引きます。740,000円以上は、税額表の式(基準額に超える金額×率を加算、1円未満切り捨て)で計算しています。日額表、従たる給与の乙欄、障害者・寡婦・ひとり親・勤労学生の加算(扶養親族等の数に1人ずつ足します)は入れていません。令和8年12月に行う年末調整は令和8年分の税額表を使い、令和9年1月以降の給与は令和9年分を使います。

一次ソース:国税庁 令和8年分 源泉徴収税額表・国税庁 令和9年分 源泉徴収税額表

令和8年分と令和9年分の使い分け

令和8年分の税額表は令和8年中に支払う給与に、令和9年分の税額表は令和9年中に支払う給与に使います。令和9年分は、令和8年度税制改正の基礎控除の引上げなどを反映して、税額が変わっています。国税庁は、令和8年分以前の給与に令和9年分の税額表を使わないよう案内しています。

令和8年11月までの給与は、改正前の税額表(令和8年分)で源泉徴収します。令和8年12月の年末調整で、改正後の基礎控除などを使って1年分の税額を計算し直し、徴収済みの税額と精算します。

月額表で税額を求める手順

  1. その月の給与等の金額から、給与から引く社会保険料等(健康保険、厚生年金、雇用保険、小規模企業共済等掛金など)を引きます。
  2. 扶養控除等(異動)申告書が出ている人は甲欄、出ていない人は乙欄を使います。
  3. 甲欄は、扶養親族等の数の列を選びます。数は、源泉控除対象配偶者と源泉控除対象親族の合計です。障害者、寡婦、ひとり親、勤労学生に当たる人は、1つ当たるごとに1人を加えます。
  4. ①の金額が入る行(以上・未満)を探し、その行と②③で選んだ列が交わる金額が、源泉所得税です。

扶養親族等の数が7人を超える場合は、7人の税額から、超える1人につき1,610円を引きます。給与が740,000円以上の行は、表の下の式(基準の行の税額に、超える金額 × 率を加算し、1円未満は切り捨て)で求めます。乙欄は、105,000円(令和9年分は111,000円)未満なら、給与の額に3.063%を掛けます。

扶養親族等の数がわからないときは、配偶者控除・扶養の判定ツールの最後に出る人数を使えます。

賞与の源泉徴収税額

  1. 前月の社会保険料等控除後の給与の金額と、扶養親族等の数から、「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」で率を求めます。
  2. 賞与の額から社会保険料等を引いた額に、その率を掛けます。1円未満は切り捨てます。

前月に給与がない場合や、賞与の額(社会保険料等を引いた後)が前月の給与(同)の10倍を超える場合は、この表を使いません。賞与の額を6か月分(または12か月分)に分け、月額表で計算する方法になります。国税庁の「給与所得の源泉徴収税額の求め方」に手順があります。

国税庁の設例で確かめる(令和8年分)

国税庁の設例と、ツールの結果
設例内容国税庁の答え
月額表 甲欄給与420,000円、社会保険料等63,400円(控除後356,600円)、扶養親族等2人7,020円
月額表 乙欄給与80,750円、社会保険料等なし2,473円(80,750円 × 3.063%)
賞与(甲欄)賞与554,000円、社会保険料等85,593円(控除後468,407円)、前月の給与(控除後)196,616円、扶養親族等2人率2.042%、税額9,564円

ツールに同じ数字を入れると、同じ答えが出ます。

給与計算ソフトに任せる場合

給与計算ソフトには、年末調整の計算を自動で行う機能があるものが多くあります。freee人事労務やマネーフォワード クラウド給与もその例です。従業員が数人の会社なら、このページのツールで数字を確かめる使い方でも足ります。人数が増えたら、ソフトに任せる方が確実です。

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よくある質問

令和9年分の源泉徴収税額表は、いつから使いますか。
令和9年分の給与等に使う税額表です。令和9年中に支払う給与から使います。令和8年分以前の給与等の税額を求めるときは、令和9年分の税額表を使いません。
甲欄と乙欄は、どう使い分けますか。
給与の支払を受ける人から扶養控除等(異動)申告書が出ていれば甲欄、出ていなければ乙欄です。副業先など、主たる給与以外の給与には、乙欄を使います。
扶養親族等の数は、どう数えますか。
源泉控除対象配偶者と源泉控除対象親族の合計です。本人が障害者、寡婦、ひとり親、勤労学生に当たるときは、1つ当たるごとに1人を加えます。同一生計配偶者や扶養親族に障害者がいるときも、1人ずつ加えます。
賞与の税額は、どう決まりますか。
前月の社会保険料等控除後の給与の金額と扶養親族等の数で、算出率の表から率を求め、賞与の額(社会保険料等を引いた後)に掛けて計算します。前月に給与がないときや、賞与が前月の給与の10倍を超えるときは、別の方法になります。
毎月引いた源泉所得税と年末調整は、どうつながりますか。
毎月の給与と賞与からは、税額表で求めた額を源泉徴収します。年末調整で、1年分の給与に対する正しい年税額を計算し、徴収済みの税額との差を精算します。令和8年は、12月の年末調整から改正後の基礎控除などを使います。
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中本 雄二

会社経営者 ・ 節税・補助金を実務で運用 ・ セーフティ共済・小規模企業共済を活用

中小企業の経営者。自分の会社で節税と補助金を実践してきた。税理士に任せきりにせず、制度を自分で調べて使う派。失敗や払いすぎた経験もあるからこそ、現実的な打ち手を語れる。

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